サステナビリティ 地球温暖化対策への取り組み
当社は、2005年度から東京都の地球温暖化対策制度(旧制度:当社はAA⁺の評価を得ました)に則りCO2削減に取り組み、2010年度から開始した温暖化ガス排出総量削減義務と排出量取引制度(新制度)におきましても引き続きCO2削減に努めています。
東京都環境確保条例によるCO2排出量規制は、第三計画期間(2020年度~2024年度)となり、基準排出量に対する削減義務値はさらに引き上げられました(15%から25%)。
今後も省エネルギー型機器への更新などは継続しつつ、テナント・協力会社の皆様のご協力をいただきながら、より一層地球温暖化対策に取り組んで参ります。
なお、年度毎の内容については、別途掲示されている地球温暖化対策計画書をご参照ください。
(単位:t-CO2)
項目 | 第一計画期間実績 | 第二計画期間実績 | 2020年度 | 2021年度 | 2022年度 |
---|---|---|---|---|---|
基準排出量 | 307,755 | 379,605 | 75,921 | 75,921 | 75,921 |
排出量実績 | 236,657 | 262,651 | 43,220 | 44,115 | 44,803 |
排出削減量 | 71,098 | 116,954 | 32,701 | 31,806 | 31,118 |
削減率 | 23.1% | 30.8% | 43.1% | 41.9% | 41.0% |
第一計画期間2010年度~2014年度 (法定削減率6%)
第二計画期間2015年度~2019年度 (法定削減率15%)
第三計画期間2020年度~2024年度(法定削減率25%)
「参考資料」地球温暖化対策計画書制度 東京都提出書類
冷暖房熱量の省エネルギー
サンシャインシティでは、2007年度からテナントの皆様のご協力により、夏期の冷房温度を緩和することにより、冷房エネルギーの省エネ化を図りました。また、サンシャイン60ビルでは、3フロア分で2区画であった空調区画を1フロア4区画に細分化する更新工事が完了しております。それぞれの区画で必要な時間帯に冷暖房空調の使用が可能となり、温度管理も室内の熱負荷に応じてきめ細かく調節できるようになりました。また、サンシャインシティでの冷暖房空調などに使用する熱源を製造している池袋地域冷暖房(株)のプラントでは、主要機器の全面更新工事は既に完了して、2014年度までには既設大型電動ターボ冷凍機圧縮機のインバータ化という、設備改善によるさらなるプラント最適化工事が完了しています。この取組みにより熱を製造する際のCO2量は従来に比し約4割削減できるようになりました。
詳細については池袋地域冷暖房(株)のホームページ(http://www.ikenetu.co.jp/)をご覧ください。
電気使用量の抑制
サンシャインシティでは、地球温暖化対策として温暖化の要因となる温室効果ガス削減のため館内の照明器具、エレベーター設備などの省エネ化や冷水の熱交換器導入による空調熱源搬送動力の削減などで、電気使用量の削減に取り組んでおります。
屋上緑化の拡張や窓面に反射フィルムを貼ることでヒートアイランド化を抑制
2008年にサンシャイン広場の屋上緑化部分を拡張しました。屋上に植栽や花壇を設置することで、植物がCO2を吸収するとともに、直射日光でビルが温まるのを防ぎ冷房負荷を減らしています。また、水族館の屋上には高反射塗装を施し、直射日光を反射することでビルが温まるのを防ぎ、冷房負荷を減らしています。
2009年には、サンシャイン60ビルの窓面2,880ヵ所に熱線を反射するフィルムを貼り、さらなる冷房負荷の低減に努めています。
2010年には文化会館の一部窓面にも同様のフィルムを貼り、対策を継続しました。