サンシャイン水族館(東京・池袋、館長:丸山克志)では、ケープペンギンの赤ちゃん1羽が5月19日(日) に誕生しました。
今回誕生した赤ちゃんの両親は「赤ピンク*¹(メス)」と「緑ライム(オス)」のペアです。
このペアにとって今回が2例目の誕生となります。サンシャイン水族館では産卵後に孵化の確率を上げるため、一時的に卵を預かり、孵卵器で温め、孵化数日前に親元に戻しています。これまで当館では孵化後、すぐには一般公開せず親仔ともどもバックヤードに移して仔育てを見守っていました。
今回、お客様に生まれて間もないケープペンギンの雛と仔育ての貴重な様子を見ていただきたいという思いから、「草原のペンギン」水槽では初めて、孵化する様子から生まれたペンギンをそのまま展示することになりました。現在、両親が暮らす屋外エリア「草原のペンギン」水槽にて、孵化した赤ちゃんが両親の足元で過ごす姿や、両親の仔育ての様子を約2mという間近な距離で観察いただけます。
*¹:個体識別のため、ペンギンの翼の付け根にカラーリングを付け、このリングの色をペンギンの名前として使っています。