サンシャイン水族館(東京・池袋)では、ケープペンギンの雛1羽が10月14日(火) に誕生しました。
今回誕生した雛の両親は「ピンクライム*¹(オス)」と「くるみ(メス)」のペアです。このペアの孵化は今回が初めてとなります。
サンシャイン水族館では産卵後に孵化の確率を上げるため、一時的に卵を預かり、孵卵器で温め、孵化数日前に親元に戻しています。
また、生まれて間もないケープペンギンの雛と仔育ての貴重な様子を見ていただきたいという思いから、「草原のペンギン」水槽にて、孵化直前の卵から展示しております。サンシャイン水族館として1年半ぶりの誕生となるケープペンギンの雛は現在、両親の足元で元気に過ごしています。親が口移しで雛にエサを与えたり、羽繕いしてあげるなどの両親の仔育ての様子も約2mという間近な距離で観察いただけます。耳を澄ましていると、雛が時々ピィピィと鳴く声も聞こえてくるかもしれません。
*¹:個体識別のため、ペンギンの翼の付け根にカラーリングを付け、このリングの色をペンギンの名前として使っています。