サンシャイン水族館(東京・池袋)では、11月24日(月・振)まで、夜や暗闇で活動する生き物に焦点をあて、“暗闇”をテーマにした特別展「真夜中のいきもの展」を開催しています。特別展内では、中国原産で絶滅したと考えられていた “スライゴオオサンショウウオ”を展示しております。スライゴオオサンショウウオは、2024年に京都大学の研究により当館で飼育している個体を含む2個体が日本国内で飼育されていることが判明しました。本個体は当館に来てからこれまでの約26年間“チュウゴクオオサンショウウオ”として飼育しており、サンシャイン水族館で“スライゴオオサンショウウオ”としての展示は本特別展が初めてとなります。
そんなスライゴオオサンショウウオとしての初展示を記念し、8月18日(月)に、スライゴオオサンショウウオについて学ぶサイエンスセミナーを開催します。セミナーでは、当館の飼育個体がスライゴオオサンショウウオであることの発見者で、オオサンショウウオ研究の第一人者でもある京都大学 西川完途(にしかわ・かんと)教授をお招きいたします。
当日は、特別展会場で実際にスライゴオオサンショウウオを観察した後、西川教授と当館飼育スタッフによるスライゴオオサンショウウオを中心とした、オオサンショウウオの生態について掘り下げて紹介します。
夏休みの自由研究がまだ終わっていないお子様にもぴったりなイベントとなっておりますので、是非ご参加ください。