2024.07.01 その他

古代オリエント博物館 2024年度 夏の特別展「聖書の世界~伝承と考古学~」/「古代オリエントをたのしむ!子どもミュージアム」を同時開催【7月13日(土)~9月8日(日)】

 サンシャインシティ(東京・池袋)にある古代オリエント博物館(館長:津村眞輝子)は2024年度夏の特別展として、「聖書の世界~伝承と考古学~」と「古代オリエントをたのしむ!子どもミュージアム」を713日(土)~98日(日)の期間、同時開催いたします。

 聖書は「世界でもっとも読まれている書物」と言われ、ユダヤ教の根本聖典である旧約聖書(ヘブライ語聖書)、キリスト教の基礎となっている新約聖書(ギリシア語聖書)は、ともに現在のイスラエル(パレスチナ)を中心とする古代オリエント地域を舞台として成立したものであり、その内容は古代オリエントの歴史や文化を背景としています。本特別展では、この「二つの聖書」成立当時(紀元前1200年~紀元後2世紀頃)に使われていた資料を通して、当時の生活や思想・信仰を紹介し、また世界や日本における聖書受容の歴史を紹介します。

 「子どもミュージアム」では、古代オリエント博物館の館蔵品を用いて、小中学生も楽しめるよう、古代オリエント世界の魅力をわかりやすく紹介する特別展です。古代の道具や技術を実際に体験できるコーナーを設置する他、ワークシートを用いて、「暮らし」や「文字」、「神様」を楽しみながら学べ、夏休みの自由研究としても活用できる古代オリエント博物館特製のミュージアムノートを小中高生の希望者に無料で配布します。