2022.09.16 その他

2022年 古代オリエント博物館 秋の特別展「ヒンドゥーの神々の物語」

サンシャインシティ(東京・池袋)にある古代オリエント博物館(館長:月本昭男)は、2022年秋の特別展「ヒンドゥーの神々の物語」を9月23日(金・祝)~11月27日(日)の期間、開催いたします。 

ヒンドゥーの神々といえば、どのような姿を思い浮かべるでしょうか。たとえば、破壊と創造の神「シヴァ」、変幻自在な神「ヴィシュヌ」、美しい女神「ラクシュミー」など神話とともに伝えられてきたその姿と超絶パワーは、古代から人々の熱烈な信仰を集めてきました。

本展は、長年にわたりインド大衆宗教図像を収集してきた黒田豊コレクションを核に、福岡アジア美術館、平山郁夫シルクロード美術館、古代オリエント博物館および個人の所蔵するコレクションを加え、ヒンドゥーの神々のイメージの変遷を古代から現代までたどるものとなってます。

古くは先史インダス文明期の土器にはじまり、17世紀以降の優美なインド更紗(さらさ・木綿布)やガラス絵、大衆文化を彩った民俗画、ヴァルマー・プリント(画家のラージャー・ラヴィ・ヴァルマーが発祥)と呼ばれる印刷物、現代イラストレーションなど約500点を展示。

立体・絵画・布製品・印刷物・写真など、時代とともに表現される素材・技法・メディアも異なります。

さまざまな媒体に表わされたヒンドゥーの神々とその豊穣なる世界観を紹介します。 

展示以外にもインド古典舞踊のモヒニアッタム鑑賞や各種ワークショップ、地域との連携展開なども予定しています。