2019.06.20 その他

<2019年夏の特別展>古代オリエント博物館 ギルガメシュと古代オリエントの英雄たち

サンシャインシティ(東京・池袋)にある古代オリエント博物館(館長:月本昭男)では「人類最古の文学」と称される古代メソポタミアの英雄を扱った『ギルガメシュ叙事詩』をテーマにした夏の特別展「ギルガメシュと古代オリエントの英雄たち」を7月13日(土)~9月23日(月・祝)の期間に開催いたします。

「人類最古の文学」と称される、古代メソポタミアの英雄を扱った『ギルガメシュ叙事詩』。友情、生と死、信仰、英雄による冒険譚など、現代文学に通じるテーマも盛り込まれ、後世に影響を与えたばかりでなく、現代でもなおその輝きを失っていません。

近年、ゲームの登場キャラクターにも採用されるなど若年層を中心に知名度が高まっています。

英雄ギルガメシュが王として君臨したとされるウルク遺跡(イラク)は、考古学的にみて「世界最古の都市」であり、また世界最古の文字(楔形(くさびがた)文字)が発明された地として知られています。

本イベントでは、そこでの5000年前当時の生活の様子、さらには英雄ギルガメシュをはじめとする古代オリエントの英雄や神々の世界、そしてこの英雄叙事詩の後世への影響などについて、実際の考古資料や古代美術品、再現模型を展示し解説。

①ギルガメシュ叙事詩とその世界

②世界最古の都市ウルク:都市が生まれ、文字が生まれた

③古代メソポタミア、5000年前の暮らし

④古代オリエントの英雄と神々たち

⑤ギルガメシュを継ぐ者たち(後世への影響)の5つの構成で展示いたします。

その他、夏休み期間にあわせ、お子様でも楽しめる自分だけの文様が刻める円筒印章製作体験教室や、古代メソポタミアの王に扮して記念写真が撮影できるコーナーを設置。

ギルガメシュ叙事詩の訳者であり専門家である当館館長による講演会など、知的刺激も充実しています。

また7月26日(金)、8月23日(金)、9月20日(金)は、20:00まで開館時間を延長し、ナイト講座も実施いたします。

今年の夏は古代メソポタミアの世界に浸れる古代オリエント博物館に是非おこしください!