2018.08.29 その他

古代オリエント博物館 秋の特別展「シルクロード新世紀」

サンシャインシティ(東京・池袋)にある古代オリエント博物館(館長:月本 昭男)は、開館 40 周年の記念展として「シルクロード新世紀-ヒトが動きモノが動く-」を 9 月 29 日(土)~12 月 2 日(日)の期間、開催いたします。

先史時代、中世・近代、そして最新の研究を紹介

1991年のソビエト連邦の崩壊以後、かつてシルクロードの舞台であったユーラシア諸地域では、冷戦下では閉ざされていた東洋の学術交流が進み、考古学・歴史研究は新たな局面を迎えています。近年の発掘調査の新発見や研究の成果により、私たちが今まで抱いてきた古代シルクロード像が大きく変化しているのです。本展覧会では、シルクロード「絹の道」を様々な面で広範囲に捉え、ヨーロッパや中近東地域から、中央アジア、東アジアのユーラシア各地までも含めた展示を試みます。国内の考古、美術、歴史資料の主要なものを集結し、先史時代から、中世・近代まで数千年に渡るシルクロード間交流の一大パノラマをご紹介します。更に、会期中には食のイベント「歴メシで旅するシルクロード」など数々の講演会や体験イベントも実施いたします。最新のシルクロード研究を通して、今、ますます注目を集める“新しいシルクロード像”を考え、思いを馳せることができる展覧会となっています。