サステナビリティ 自然保護への取り組み

サンゴプロジェクト

当社は、社会教育施設でもある水族館事業を通じて、貴重な自然を理解し、保護していく運動に取り組んでいます。2006年度より「サンゴプロジェクト」にも取り組んでいます。

サンシャイン水族館では、2006年4月に日本で初めてサンゴ礁の浅瀬部分を丸ごと再現した「サンシャイン サンゴ礁」水槽をオープンし、サンゴ礁に代表される海洋自然環境の大切さをお伝えしてきました。そして、2011年8月、水族館のリニューアルオープンとともにサンゴ礁水槽も新しくなりました。多種多様な生物が暮らす海のオアシスをご覧いただける「サンゴ礁の海」と、沖縄県恩納村からお預かりした貴重なサンゴを育てる水槽「サンゴ礁の再生~恩納村の海から~」の2つの水槽で、より一層環境の保護・再生について、一人でも多くの方に考えていただくきっかけになることを目指しています。

「サンゴ礁の海」
「サンゴ礁の再生~恩納村の海から~」

当社は、サンゴ保全活動として、沖縄県恩納村の協力のもと、2006年より「サンゴプロジェクト」を実施しています。
「サンゴプロジェクト」は「サンゴ返還プロジェクト」と「サンゴ礁再生プロジェクト」の2つをもって推進しており、「サンゴ返還プロジェクト」では、恩納村漁業協同組合からお借りしたサンゴを水槽で展示・飼育しています。そして、水槽内で大きく育ったサンゴの一部を枝打ち(株分け)し、恩納村の海へ移植しております。移植後は定期的なメンテナンス(計測、撮影記録、周囲の岩場の清掃等)を行うとともに、サンゴの成長の観察、データ収集を行っています。また2014年より新たに「サンゴ礁再生プロジェクト」を開始し、恩納村の海で有性生殖(卵と精子が受精することにより、新しい個体を増やす生殖方法)によるサンゴの育成を行っています。2017年には育成したサンゴの初産卵が確認できました。今後もサンゴ礁の保全に向け、様々な活動に取り組んでいきます。

返還したサンゴのメンテナンスの様子
移植をしている様子
サンゴ育成場で育つサンゴたち
2017年にサンゴの一斉産卵を確認

サンシャインシティでは、加盟する社団法人日本動物園水族館協会が主催する「野生動物保護募金」活動を推進しています。サンシャイン水族館としながわ水族館の2館にペンギン型の募金箱を置き、日本の稀少な野生動物保護や、世界の絶滅危惧種の保存活動に役立てています。

SEGES都市のオアシス

2017年度より、社会・環境貢献緑地評価システムSEGES(シージェス)による緑の取り組みを評価する認定制度のうち、快適で安全な都市緑地を提供する取組を認定する「都市のオアシス」にサンシャイン広場が認定されております。

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